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HAIKU COLLECTION

雨の季節、
心にとまった景色。

さみだれ、十薬、青蛙。
暮らしのすぐそばにある季節を、
十七音のことばで集めました。

初夏の句集
雨の里道を色とりどりの傘で歩く子どもたち

あじさいや
登校班の
傘開く

雨の道にも、句になるひととき。

SEVEN HAIKU

雨音のなかの、七つの句。

同じ季節のなかにも、
それぞれの発見があります。

01

さみだれの
あつめてはやし
もがみがわ

五月雨
02

十薬の
増えて過疎化の
始まりね

十薬
03

めまといの
解散しては
すぐ集合

めまとい
04

あじさいや
登校班の
傘開く

紫陽花
05

編集の
イロハを知らぬ
青蛙ネ

青蛙
06

どくだみを
煎じる祖母の
魔女に見え

どくだみ
07

受売を
舌なめらかに
冷酒酌む

冷酒
深い森の古池へ蛙が飛び込み、水紋が広がる墨絵

A SCENE, A PHRASE

景色を見つめ、
ことばを待つ。

一瞬の音、光、気配。
目の前の景色に足を止めると、
いつもの日常が少し違って見えてきます。

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